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自由研究

●歩いているかと思うと、突然うずくまる。●自転車で、信号待ち。信号が青になると「ッシャー!」という掛け声とともに立ちこぎで疾走する。●道端の草花を眺めている。しかし、あっという間にマンションのエントランスで飼っている金魚に目が釘付けになり、次の瞬間には石ころを蹴って追う道の上。●「お尻こちょこちょしたらどうなる?」とさけぶ。 これら

もてなす

夜寝ていると、誰かの気配を感じることがある。やってくるのは決まって女の人(だとわたしは思っている。住んでいるのは調布市だから、あの水木しげる先生を慕ってあつまる妖怪御一行がやってきた、ということもあるのかもしれないのだが、その話はまたいつか)。 こわいと感じる前に眠いし、このことで眠れなくなるなんてまっぴらごめんなので、いつもこうつ

耳と旅する

打ち合わせをしている。これから作ろうとしている媒体「いとより」のための。 方向性はあってないほうがいいとか、テーマをかざしすぎないようにしたいとか、話をまとめようとしないわたしの意見によって、議論はますますこんがらかる。 まず第一に伝えるっていうことを、考えたいと思って……「カウンター1番さん、もろキューワンですー!」 編集っていうも

はたらく

ゆっくりと目覚め、リビングへ。昨晩は仕事場としている実家に泊まったので、母が作った朝ごはんを食べる。天気予報を観て軽く失望をおぼえる。高校球児たちの活きのよさに羨望の眼差しをおくる。 昼食を頬張りながら、再放送の「半分、青い。」を筋書きに文句をつけながら観た後は、昼寝。 夕方、一度も外に出ていないのに「今日も暑かったね〜」なんて言いな

道ができる

6時半。はっと目が覚める。ここのところの暑さとは変わって、今日はいくぶん涼しい。だったらさっさと起き出して、寝ぼけ眼のわたしに作業着を着せてしまおう。そして、思考がはっきりと目覚める前に外へ出て、手袋と鎌をもった。 今日は、どうしても草むしりをしたかった。 自分の庭ではなく、我が家へ通じるおもての道の、いわば共用部分をきれいにしたかっ